食のお役立ちコラム

冬至は“ゆず”と“ん”がポイント!風邪予防におすすめの食べ物】

こんにちは!COOKlife広報担当のMです。

12月22日は「冬至(とうじ)」の日。
1年のうちで最も昼が短く、夜が長い日です。昔からこの日は「体調を整える節目の日」とされ、食べ物やお風呂にさまざまな工夫が取り入れられてきました。

冬至といえば「ゆず湯」。
ゆずを浮かべたお風呂に入ると、柑橘のやさしい香りに包まれながらリラックスでき、血行促進や冷え対策にもつながります。

〈冬至の日に楽しみたい食材〉
この日に食べるとよいとされてきたのが、「ん」がつく食べもの。
特に「ん」が2つ付くものは、運が重なる“縁起もの”として親しまれています。

● かぼちゃ(なんきん)
冬至といえばこの野菜。β-カロテンやビタミンEが豊富で、粘膜や皮膚の健康を守り、免疫力アップにも役立ちます。

● にんじん
鮮やかなオレンジ色のもとになるβ-カロテンを多く含みます。体の中でビタミンAに変わり、目や喉、皮膚の健康を保ちます。油と一緒に摂ると吸収率がアップします。

● だいこん
消化酵素(ジアスターゼ)を含み、胃腸の働きを助けてくれる野菜です。煮物やおでんなど温かい料理でいただくのがおすすめ。
辛味成分であるイソチオシアネートには、風邪によるのどの痛みをやわらげる作用があります。

● れんこん
独特のシャキシャキした食感が楽しいれんこんは、ビタミンCや食物繊維が豊富。免疫力を高め、喉の炎症をやわらげる働きがあります。すりおろすと粘りが出て、胃にやさしい食材になります。

● きんかん
皮ごと食べられる柑橘で、ビタミンCとカルシウムがたっぷり。皮の部分にはポリフェノールも多く、喉の痛みや咳をやわらげる効果が期待されます。風邪予防にもおすすめです。

冬至は、寒さが本格的になる季節の変わり目に、体をいたわる大切な日。
昔ながらの知恵を生かして、野菜たっぷりのあたたかいごはんとゆず湯で、心も体もぽかぽかに過ごしてみてはいかがでしょうか。