食のお役立ちコラム

七夕ごはんを作ろう!

7月7日は七夕(たなばた)の日。
織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)が年に一度だけ会えるとされる、特別な日です。
短冊に願いごとを書く風習には、「みんなの願いが叶いますように」という思いが込められています。

 

〈七夕にちなんだ食べ物とその意味〉
① そうめん(願いが天に届きますように)
七夕にそうめんを食べる習慣は、奈良時代の宮中行事「七夕の節句」で供えられた「索餅(さくべい)」に由来すると言われています。
細く長いそうめんには、「長生きできますように」という願いも込められています。

 

② 星をイメージした食材(夜空を連想させる彩り)
七夕の夜空に輝く星をイメージして、星形の食材を取り入れると見た目も楽しくなります。

  • オクラ(切ると星形になります)
  • にんじんやチーズを星形に型抜き
  • さくらんぼやブルーベリーを使って、夜空を表現
 

③ 笹の葉のおにぎり(七夕は収穫祭でもあった)
昔の日本では、七夕は「お米の豊作を願う日」とされていました。
そのため、おにぎりやお米を使った料理を食べる風習もあります。

 


七夕は「願いごとをする日」というだけでなく、食事にも意味が込められた行事です。
「どうして七夕にそうめんを食べるのかな?」と子どもたちと会話をしながら、楽しい時間を過ごしてみてください。